英会話学校に6年間通っても英語が話せない理由

英会話

大学の頃、語学にハマって、英会話スクールに通っていたことがある。
大学の4年間とその後も数年通っていた。
なのでトータルではかなりの時間を英会話に費やしたことになる。

となると、英語はペラペラ……と言いたいところだがそうも行かない。
ざんねんながら話すことはできない。
「え?日常会話くらいはできるんでしょ?」と思うかもしれないが、それもノーだ。
単語で多少の意思疎通はできるが「会話」とは言い難い。

なぜか?

それは圧倒的に実戦経験が足りなかったからだ。

えー!英会話スクールに通っていたのに?
英会話スクールってネイティブの先生から実践形式で英会話を習うところじゃないの?

そう思うのも無理はない。

でも「実践」とは全く違うのが英会話スクールの実態なのだ。

英会話スクールにお金を貢いだ結果

「英語話せるんですか?」

先日、仕事中にたまたま外国人から道を尋ねられた。
ちょっと単語で説明しただけだったのだが、「すごいですね」と言われてしまった。
ちょっと複雑な心境だ。

というのも実は大学生のころに、バリバリ英会話学校に通っていたことがあるからだ。

当時は今みたいに月額制ではなく、ポイント購入制の多かった時代。
はじめに何十万も払ってポイントを買う。
そして、そのポイントを消費してレッスンを受ける形式だ。
たくさんポイントを買えば、1レッスンあたり2000円くらいになる。

しかし、少ししか買わないと1レッスン3000円〜4000円になる。
だから、大抵の場合は、多くのポイントを始めに購入する人が多かった。
今みたいに1レッスン数百円というものもない。
10万くらいは当たり前。そんな感覚だったのだ。
英会話を習うことが当時の流行、一種のステータスだったのかもしれない。

授業ではネイティブの先生から直接、生きた英語を習う。
アルバイトで稼いだお金はほとんど英会話につぎ込んでいた。
毎日のように学校帰りに通い、1コマ40分のレッスンとフリートークルームで講師や生徒たちと英会話。
高校生から年配者まで、ある種の交流会のようだった。
それが大学生の自分には新鮮だったことも続ける要因になったのだろう。

6年通ってメンタル強化にしかならなかった現実

6年位通っただろうか?
その後、通っていた英会話スクールは閉鎖。
それっきりになったのだが。

で、現在。
さぞ、英語がぺらぺらになっているだろう!と思いきや。
別に……。である。

もちろん、多少はしゃべれる。
いや、正確には日常会話もできない。
だだ知っている単語を並べるだけだ。

得られたものといえば、、、
外国人から声をかけられても、ビクビクしないメンタルくらいだろうか。
何十万もお金をかけて手に入れたのが、外国人に対する免疫と単語会話って……。

はっきり言えば、お金をドブに捨てたレベルだろう。

なぜ英会話学校に通っても英語が話せるようにならないのか?

なぜ毎日のように英会話スクールに通っていたのに、話すことができなかったのだろうか?
どうして、日常会話すらも習得できていないのか?

映画を字幕なしで見れたって良いはずだ。
6年間も勉強していたのだから。
いや、大学の授業でだってネイディブスピーカーが教える英会話の授業は受けていた。
だから、もっと喋れてもいいはずだ。

しかし、できなかった。

なぜ、習得できなかったか。
今にして思うと、

英会話スクールに通うことで満足していたからかもしれない。

手段が目的化して、通うことで満足。
そんな感じだ。

僕は学んだことを外で使うことはなかった。
英会話スクールや大学といった閉じられた空間の中だけで完結した。
それはきっと本当の実践とは言えなかったのだ。

英会話スクールの教師は教えるのが仕事。

こちらが喋ろうとしている意図を理解しようとしてくれる存在なのだ。
そして、こちらが理解しやすいようにゆっくり喋ってくれる。
もしくは、わかりやすい単語を使ってくれる。

時には、ジェスチャーや絵を使いながら、こちらの理解を助けてくる存在だ。
しかし、実際の会話は違う。

海外にも行ったことがあるが、そこまで熱心に会話に付き合ってくれるの人はいない。
せいぜいお店の店員くらいなものだ。
それだって、値段や色、サイズを聞くくらい。
大した実践にはなりはしない。
それが現実だ。

実践を伴わない勉強ではスキル習得はできない

やろうと思えば、実践の場はいくらでもあったはずなのに。
東京ほど都会ではないとはいえ、外国人が集まる飲食店やバーは多数あった。
積極的に外国人に話しかけることだってできたのだ。

しかし、僕はしなかった。

実践的な学習が伴わない、学校という空間で習得できるレベルには限界があった。

それが英会話スクール通いを通じて得た教訓だった。

これは英会話に限ったことではなく、すべてのスキル習得に言えるんじゃなかろうか。
本当は使えるようになることが目的だ。
にもかかわらず、いつの間にか学習することが目的になってしまう。
勉強することに満足して、実践することをしない。
そんなことってないだろうか。

この英語での失敗があってから僕は、習得できていない段階でも現場に飛び込むことを覚えた。
自信がなかろうが、強制的に実践できるところに自分を追い込むのだ。
それは大変だし、すごく辛いことだけど。
学習効果はすごく高い気がしている。

やりながら覚える。

覚えてから何かにトライするのではなく、実践しながら学んでいく。
それが自分には一番合っている気がするからだ。

今も新しい分野を実践しながら学んでいる最中だ。
様々なプレッシャーにさらされながらも、新しいスキルが身についていく。
そのことを実感してワクワクを感じている。

英語を本気で話せるようになりたいのなら

本気で英語を話せるようになりたいのなら、そういう環境に身を置くのが一番だ。

英語しかない場所、環境。

あなたの街で外国人がよく出入りするお店はどこだろうか?
もし英会話スクールに今通っているなら、教師たちが普段行くお店は?

ぜひそこに通って生の英会話にふれる機会を増やそう。
できれば彼らに話しかけよう。

それが難しいなら、いっそ英語だけの環境に強制的に身を置くことも必要だ。

つまり留学だ。

もちろん、行くだけでは意味がない。
積極的に現地では話しかける。

至るところにネイティブなスピーカーがいるのだ。

  • 道を尋ねる
  • お店で話しかける
  • よく見かける近所の人と話してみる。

留学すれば、そこは常に英会話の戦場だ。

私の様に時間とお金を無駄にするくらいなら
1ヶ月くらい留学してみるのがオススメだ。